こんにちは。このサイトの管理人lucknon_MAMAこと、コスメコンシェルジュの孔井嘉乃です。
突然ですが、「日本化粧品検定」ってご存知ですか? 日本化粧品検定とは、文部科学省が後援している、今や日本を代表するような大規模な美容検定のこと。
私は2020年11月、日本化粧品検定の1級・2級のW受験をして無事両方合格。その後、認定講座を受け、晴れてコスメコンシェルジュになりました。
受験にチャレンジして得られたことはたくさん! その経験をもとに、日本化粧品検定の魅力や試験の難易度、合格率などを、すべてお伝えします。

これから検定受験を考えている人は、ぜひチェックしてみてくださいね♪
「日本化粧品検定」ってどんな試験?合格率は?
まずは、日本化粧品検定がどんな試験なのか、基礎知識や合格率などをご紹介します!
「日本化粧品検定」とは


日本化粧品検定は生涯学習を目的とする一般の方々をはじめ、学生、美容従事者を中心に幅広い年齢層の方を対象に、化粧品・美容に関する知識の向上と普及を目指した検定です。
https://cosme-ken.org/about/
化粧品や美容業界でも支持されている資格のため、将来美容関係の仕事に就きたいと思っている人にはもちろん、現在美容関係の仕事に就いていて、キャリアアップを目指したい人にもおすすめです。
また、年齢、性別、学歴などに関係なく誰でも受験できるのも魅力ですよ。



「美容に関して知識を深めたい」人には、損はない検定だと思います!
受験者累計人数86万人超え! 業界最大級規模の検定
美容に関する「資格取得」はたくさんあります。美容師をはじめ、メイクセラピー検定やメイクアップ認定講師、ネイリスト技能検定など、ジャンルによってもさまざま。
「とりあえず何かの資格を取っておこう」と思う人もいるかもしれませんが、でも、民間の資格の中には、“高い受講料を払えば、試験なしで資格が取れる”というようなものもあり、正直、怪しいものもたくさんあるのが実情。



試験があるからこそ、しっかり学習しますし、知識がつくのではないかな?と、私は思います!
日本化粧品検定は「資格」ではありませんが、受験者数は業界最大級規模で受験者累計人数はなんと86万人越え。知名度も高く、サポートも充実しているため、まさに今後に“活かせる”資格なんですよ。
日本化粧品検定実施は年に2回
日本化粧品検定(1級・2級)は、会場での試験になります。検定が実施されるのは、毎年5月と11月の年2回。
試験開催地は、定期開催地の「札幌、仙台、東京、横浜、さいたま、千葉、静岡、名古屋、京都、大阪、福岡」に加えて、特別開催地が設けられます。
試験日の約2週間前までに受験票が発送されるため、少なくとも1ヶ月以上前の早めの申し込みが必須です。詳しくは日本化粧品検定公式サイトを見てみましょう。
ちなみに、結果通知は受験したすべての人に送られます。合格者にはその際、合格証書も一緒に送られてくるシステムになっています。
日本化粧品検定の合格率
リサーチしたところによると、第12回の合格率は、1級が63.9%、2級が75.5%でした。でも、2021年第16回の合格率は、1級が72.1%、2級が73.2%と、合格率が高くなっているのがわかりますね。
しっかり学習すれば、誰でも合格は目指せるということ! 受験対策の講座や認定校でのセミナーもあるようですので、チェックしてみると良いですよ♪
ちなみに、1級対策テキスト、2級・3級対策テキストはamazonや楽天で購入することはできますが、問題集に関しては、日本化粧品検定公式サイトでしか購入することができないので注意が必要です!
日本化粧品検定対策テキスト







私は独学でチャレンジしてみました。独学受験のコツは以下の記事でご紹介しているので、併せてご覧ください♪


日本化粧品検定1級・2級・3級の違い! 受験料や試験内容は?


日本化粧品検定は、1級・2級・3級の3つの試験があります。それぞれの特徴から、違いを見ていきましょう。
【1級・2級・3級別】日本化粧品検定の目的や内容
目的 | 内容 | |
1級 | コスメを読めるプロになる | 2、3級の内容にプラスして、化粧品の成分までを理解して活用を提案できる知識を身につけているかが問われます。科学的根拠に基づいた知識を持つ、コスメの専門家を目指すことができます。 |
2級 | 美容を語れる人になる | 肌悩みに合った化粧品やメイク方法、美肌に影響する要因についての基礎知識が問われます。 |
3級 | コスメの常識を知る | 間違えがちな美容知識が問われます。すぐに実践できる美容知識を学習できるため、日々のスキンケアなどにも活かすことができます。 |
【1級・2級・3級別】受験料、問題数、合格基準など
受験料 | 受験形式 | 問題数 | 試験時間 | 合格基準 | |
1級 | 13,200円 | 筆記試験/マークシート | 60問 | 60分 | 正答率70%前後 |
2級 | 6,600円 | 筆記試験/マークシート | 60問 | 50分 | 正答率70%前後 |
3級 | 無料 | WEB試験/四択式チェック | 20問 | 20分 | 正答率80%前後 |



ちなみに、3級は公式サイトから今すぐに受けられますよ♪ 何度でも受けることができるので、腕試しをしてみるのもありかもしれません!
「日本化粧品検定1級」に合格したらどんなことができる? 4つの魅力


当然ですが、日本化粧品検定で一番難しいのが「1級」の試験。合格したら、どんなことができるのか、具体的にご紹介します。
現在の仕事のキャリアアップに役立つ
実は、日本化粧品検定を受験した人の約3割が「現在の仕事に役立つ」という理由で、合格を目指しています。たとえば、美容師やメイクアップアーティスト、ネイリスト、カラーコーディネーターなど、美容系の仕事に就いている人の受験も多いようです。
美容系の仕事のほとんどが、お客様と直に向き合う接客業のはず。美容についての正しい知識を提供できることで、信頼してもらいやすくなりますよね。



実際、私自身も美容ライターとして知識を深めるために受験しました!
就職や転職の際に有利に働く
将来的に美容系の仕事に就きたいと考えている人にも、日本化粧品検定1級の合格は有利に働きます。
実は、日本化粧品検定自体が多くの企業に支持されています。化粧品メーカーやエステサロン、ネイルサロンなど企業の中には、社員教育の一環として日本化粧品検定が導入されているほど。
名刺や履歴書に書くことができるため、実用的なのも嬉しいですね。
「コスメコンシェルジュ」を目指せる
「コスメコンシェルジュ」というのは、コスメを読み解くことができる“美容の専門家”のこと。
ひとりひとりの肌悩みに寄り添い、化粧品の成分や安全性、薬機法、メイクの方法まで、きちんと伝えることができるため、さまざまなフィールドで活躍することができます。
この、コスメコンシェルジュに認定されるためには、日本化粧品検定1級に合格したのち、講習を受けて、課題を提出することが条件となります。



そんな私も、コスメコンシェルジュの1人です。日本化粧品協会からサポートも受けられますし、定期的に美容についての最新情報を知ることができますよ♪
自身の美容生活に役立つ
化粧品を選ぶ時、価格や口コミを見て「なんとなく」選んでしまう人は多いでしょう。でも、肌質は人それぞれ。自分に合った化粧品を選ばないと、肌トラブルに発展してしまうこともあるので、注意が必要なんです。
その点、日本化粧品検定1級の学習内容では、肌質に応じた化粧品の選び方なども知ることができます。「キレイを保ちたい」「本当に自分に合う化粧品を選びたい」など、理由はなんであれ、自身の美容生活に役立つことは間違いありません。



実際、息子に肌トラブルが起こった時、どんなボディソープを使えば良いのか、どんなケアをすれば良いのかなど、最適な方法で対処できたりもしました♪
「日本化粧品検定」はキレイになりたい女性におすすめ♡
いかがでしょうか? 私は、これを書きながら「去年の今頃は勉強していたなぁ」と、思い出していた次第です。
キャリアアップのため、就職のため、など、日本化粧品検定を受験する理由はさまざまだと思いますが、とにかく1級・2級・3級の試験内容を学習することで、一生ものの幅広い美容知識を得られるのは確か。
スキンケアやネイルなど、今すぐ使える知識から、今後に役立ちそうな白髪染めの知識まで手に入れられます(笑)。ぜひ、興味のある人はチャレンジしてくださいね♪